南インドの芸能を探求する『アビナヤラボ』のムドラちゃんが、インドの芸能や文化、手印=ムドラについて語り、『アビナヤラボ』の最新情報に迫ります
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新宿の胡琴工房「竹林閣」という中国楽器のギャラリーの一角をお借りして、インド舞踊の友人たちと一緒に、東日本被災者支援チャリティイベントを企画しました。
この日のプログラムは、デヴィさんのインドネシア舞踊と、ヌリッティアンジャリのお二人によるインド舞踊バラタナティヤム、アビナヤラボのインド古典劇。
前週の松楽会に続いて、女神への信仰を綴った詩『サウンダリヤラハリ』より一場面でした。

今回はシヴァ神の破壊の場面が演じられました。

シヴァ神は生と死を掌り、悲しみの海に沈む人々を救い上げるといい、演目の前半では人間たちの様々な姿を描写します。

インドではナヴァラサという言葉があり、9つの情趣と訳されることがあります。
簡単にいえば、人間の感情を9種類に分類したものです。
演劇や舞踊においては、どのようにそれらの感情を見ている人たちに実感してもらえるか、を大きな課題にしています。
クーリヤッタムではナヴァラサを演じ分けるための方法がきっちりと伝承されており、演技の大事な要素です。

演目の中で人々の様子を描写するにあたっては、このナヴァラサのテクニックが応用されています。
また、後半はシヴァ神が自分の第三の目から発した火の力で世界を焼きつくし、後に残った灰を身体に塗った様子を描写しています。



この日は、演じる前に内容の説明をして、さらに演目の中にでてくるムドラをみんなでやってみました。
「シヴァ神」「第三の目」「燃やす」などを取り上げましたが、このようなイベントには珍しく、男性が多く参加されていて、皆さんがいきいきとムドラに挑戦している姿が印象的でした。

5月に企画していたイベントを震災の影響で取りやめざる終えなくなり、私たちに何かできることは?とはじめたのが今回の企画です。
大きな困難の真只中にあるとき、直接役に立つことは少ないように思えますが、表現に携わるものがやらなければならないことは,自分にきっちり向かい合い、表現し、共有していくことしかないと感じています。

このイベントに関わってくださった方々に感謝いたします。
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今回はシヴァ神の破壊の場面が演じられました。

シヴァ神は生と死を掌り、悲しみの海に沈む人々を救い上げるといい、演目の前半では人間たちの様々な姿を描写します。

インドではナヴァラサという言葉があり、9つの情趣と訳されることがあります。
簡単にいえば、人間の感情を9種類に分類したものです。
演劇や舞踊においては、どのようにそれらの感情を見ている人たちに実感してもらえるか、を大きな課題にしています。
クーリヤッタムではナヴァラサを演じ分けるための方法がきっちりと伝承されており、演技の大事な要素です。

演目の中で人々の様子を描写するにあたっては、このナヴァラサのテクニックが応用されています。
また、後半はシヴァ神が自分の第三の目から発した火の力で世界を焼きつくし、後に残った灰を身体に塗った様子を描写しています。



この日は、演じる前に内容の説明をして、さらに演目の中にでてくるムドラをみんなでやってみました。
「シヴァ神」「第三の目」「燃やす」などを取り上げましたが、このようなイベントには珍しく、男性が多く参加されていて、皆さんがいきいきとムドラに挑戦している姿が印象的でした。

5月に企画していたイベントを震災の影響で取りやめざる終えなくなり、私たちに何かできることは?とはじめたのが今回の企画です。
大きな困難の真只中にあるとき、直接役に立つことは少ないように思えますが、表現に携わるものがやらなければならないことは,自分にきっちり向かい合い、表現し、共有していくことしかないと感じています。

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【2011/05/16 18:48】 | アビラボの公演日記
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